組織
私たちは誰もが安心して自分らしく暮らし続けることができる社会の実現をめざします。
基本理念
私たち介護福祉士は、自己決定を最大限尊重し、人間の尊厳の保持を旨とする介護サービスを提供します。そして、すべての人々が住み慣れた地域において、安心して暮らし続けることができる社会の実現を目指します。
基本視点
- 介護福祉士は、確かな洞察力・共感力・倫理観を持って、一人ひとりの、自立に向けた暮らしを支える仕事に邁進します。
- 介護福祉士は、常に専門的知識と技術の向上・自己研鑽に努め、専門的サービスの提供をします。
- 介護福祉士は、福祉・医療・保健・その他関連する業務に従事する者との積極的な連携を図り、総合的かつ最適なサービスを提供します。
- 介護福祉士は、すべての人々が住み慣れた地域において、自分らしく暮らし続けることができるよう、地域福祉の推進に努力します。
- 介護福祉士は、多様化するニーズに応えるべく、介護福祉に関する教育水準の向上と、後継者の指導・育成に努力します。
組織図

公益社団法人日本介護福祉士会倫理綱領
【前文】私たち介護福祉士は、介護福祉ニーズを有するすべての人々が、住み慣れた地域において安心して老いることができ、そして暮らし続けていくことのできる社会の実現を願っています。そのため、私たち日本介護福祉士会は、一人ひとりの心豊かな暮らしを支える介護福祉の専門職として、ここに倫理綱領を定め、自らの専門知識・技術及び倫理的自覚をもって最善の介護福祉サービスの提供に努めます。
- 利用者本位、自立支援
- 介護福祉士は、すべての人々の基本的人権を擁護し、一人ひとりの住民が心豊かな暮らしと老後が送れるよう利用者本位の立場から自己決定を最大限尊重し、自立に向けた介護福祉サービスを提供していきます。
- 専門的サービスの提供
- 介護福祉士は、常に専門的知識・技術の研鑽に励むとともに、豊かな感性と的確な判断力を培い、深い洞察力をもつて専門的サービスの提供に努めます。また、介護福祉士は介護サービスの質的向上に努め、自己の実施した介護福祉サービスについては、常に専門職としての責任を負います。
- プライバシーの保護
- 介護福祉士は、プライバシーを保護するため、職務上知り得た個人の情報を守ります。
- 総合的サービスの提供と積極的な連携、協力
- 介護福祉士は、利用者に最適なサービスを総合的に提供していくため、福祉、医療、保険その他関連する業務に従事する者と積極的な連携を図り、協力して行動します。
- 利用者ニーズの代弁
- 介護福祉士は、暮らしを支える視点から利用者の真のニーズを受け止め、それを代弁していくことも重要な役割であると確認したうえで、考え、行動します。
- 地域福祉の推進
- 介護福祉士は、地域において生じる介護問題を解決していくために、専門職として常に積極的な態度で住民と接し、介護問題に対する深い理解が得られるよう努めるとともに、その介護力の強化に協力していきます。
- 後継者の育成
- 介護福祉士は、すべての人々が将来にわたり安心して質の高い介護受ける権利を享受できるよう、介護福祉士に関する教育水準の向上と後継者の育成に力を注ぎます。
シンボルマークについて

「公益社団法人長野県介護福祉士会」のシンボルマークは、その業務・使命を鑑み、有機的な印象を与えるものとなっています。中心に配置された[天使]を想像させるフォルムは、思いやりと優しさをもった人物の象徴であり、介護の[介]をデフォルメした形態となっています。人体中心に置かれた2色のパーツは、成長・発展の象徴である[若芽]の形態と、冷静な判断と熱い情熱とを合わせ持つ[心と魂]を重ね合わせた形態となっています。人体フォルム右手側は、「理性的な思考・援助・与える」の象徴であり、使用されているオレンジには、「ぬくもり・溢れる生命カ・歓喜に満ちた輝き」の意味があります。それに対し左手側は、「想像力・直感・受容」を意味し、使用されている明るいブルーは、「やすらぎ・可能性の広がり・クリエイティプな想像力」という、精神世界の象徴色です。